また きっと さこう のこと 2015

~また きっと さこう  のこと 2013 は こちらです~

2015年7月23日(木)

おととしの夏のおわり、こどものせかいで発行していただいた「また きっと さこう」
ハードカバーとしてあたらしくなりました。
ほんとうにありがとうございます。
きょうは朝日新聞の広告にも出していただいたりして
”あかいはなこ”ははたらきものでございます。朝日広告

編集さんの発案で表紙もあたらしくなりました。
こどものせかいでは
あかいはなこが こっちむいて 「また さいて」いましたが
こんどは 浜へダッシュのうしろすがた。
こちらも 本分のなかからの一ページですが
たいへんカラフルでして
逗子海岸のあかいパラソルからの~・・・
八重山みやげ風。
と なっております・・・・・

以前にも記しましたが(こちら)
この本は東北の震災への想いの投影もつよく、
また、
被災地の中でもとくに縁の深い石巻のかたがたのはげましをうけて
できた本でもあります。

この本を、ちゃんとハードカバーにしよう、と至光社からおはなしをいただいたころ、
わたしは春の石巻を訪ねていました。
ちょうど桜の満開をねらい、
その桜を描くためです。
4月、震災から4年がすぎ、
いつもおとずれる高台・日和山には震災の碑が建てられ、
そこから見おろす沿岸部はかさ上げや道路建設の大工事が始まっていました。
どんどん変わってゆく街、
たしかに復興ではあるけれど
訪ね人でしかないわたしでもどこか複雑なきもちになります。
そのながめを満開の桜がふちどったり覆い隠したり、
あらたなかなしみさえおぼえるのでした。
けれども、
その花々の下の
石巻のかたがたの、たくさんのかたがたの
笑顔と、笑い声!
しばらくそこにいたら
石巻は、あたらしい日常にむかって、
ギアをあげたのだと思えてきました。
そして、街には、
震災支援でやってきた若者たちがそのまま移住してお店をはじめるなどの
「おめでとう」も満ちてきていました。
駅前のみやげもののなかには、
写真絵葉書のシリーズがあって、
タイトルに、こうありました。
「やっぱり 海が すき」
地元の小学生のひとことだったそうです。
このつぶやきからうつくしい写真集のようなポストカードがたくさんできました。
なんまいも買いながら、
心にきめました。
あとがきを あらためよう。
この本の着想にもどってわたしもギアをあげよう。

そんなふうにまた
石巻に どん! と背中をおされて新装開店した「また きっと さこう」、
いま、逗子ととら堂での至光社フェアのなかで
イラストサイン本も販売しております。
このさき、絵本ナビさんでも企画があります。
どうぞよろしくおねがいいたします。

いろんな想いをのせて
また もっと さきますように!

新旧あとがきは
こちらでお読みいただけます