ポンポロッコの森 I〜Ⅲ
おとなになっても 明滅をくりかえす 「こどものとき」。
さかいめをほどくことができたとき、
たどりつけるふしぎの森・ポンポロッコ。
だれの心にもきっとある、そんな森での
春夏秋冬、ささやかなものがたりです。
ポンポロッコの森
おとなは だれもがみんな こどもでした。
おとなは もうだれも こどもではないのでしょうか。
おとなになるということ。
こどもだったということ。
としを かさねるということ。
生きているということ・・・・・・・。
作者が、
じぶんのこどもたちとのくらしのなかで
あちらこちらメモにかきちらかした
実感と思いのかけらをながめなおしたら
ひとつのせかいがありました。
ポンポロッコの森 II
ふしぎ。
とは ちょっとちがう、
だれにでも たどりつける森、ポンポロッコ。
おはなしの2さつめは
ここにいないだれか をおもうときや
自分と他者やせかいとの さかいめについての
ふとした問い などを
ゆらゆら流れる森の時間に おさめました。
ポンポロッコの森の
あたらしい 春夏秋冬を
お過ごしいただけたらさいわいです。
ポンポロッコの森 Ⅲ
生きているということ。いまあるということ。
生きていたということ。
わたしたちは どこからきたのか。どこへいくのか。
森のみんなはぼんやりと感じたり考えたりしています。
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ポンポロッコの森(2015年発行)
ポンポロッコの森II(2017年発行)
どちらも
B6判(横128mm縦180mm)ソフトカバー
80ページ(本文70ページ)
1200円(税別)
(ご購入はこちら)
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☆ポンポロッコの森(I)目次(それぞれの項目から ちょっと立ち読みできます)
月夜のふしぎか、
ポンポロッコの森へ。
わたしは なぜ わたしなのか。
こどもであることの よるべなさ。
その いとしさと なつかしさ。
おかえり。
ただいま。
ひとり。一人。独り。
失くしものは どこに。
「もう 会えない」に 会うには。
ともしび ひとつ、
さむいは あたたかい。
ふときたところから
ふと かえるとき。
ゆめとうつつのうらおもて。