あかるい夜 Ⅱ

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あかるい夜には
思い出の古着のきれぎれをつめてつくったくまが目をさます。
ゆめと うつつの うらおもて
ひかりと かげをふみわけて
ゆくと かえるを ひとめぐり

あると思えばある
あると思わなければ ない  そこは
ポンポロッコの森に ちがいない。
(68ページより)

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