このはし わたれば
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2019
17
Jan
このはし わたれば

ねえ くまくん あいたい

この はし わたって あいに きて

あいたくて たまらないから このはし わたれば きっと あえる

いつも いっしょに いられたら いいのに

ねえ くまくん いっしょに いたいよ このはし ふたりで わたってみようか

だって・・・ だって・・・ うそじゃないもん

ほんとに あえたんだもん

(裏表紙)

(表紙)

ねえ くまくん あいたい この はし わたって あいに きて あいたくて たまらないから このはし わたれば きっと あえる いつも いっしょに いられたら いいのに ねえ くまくん いっしょに いたいよ このはし ふたりで わたってみようか だって・・・ だって・・・ うそじゃないもん ほんとに あえたんだもん (裏表紙)
(表紙)
(2010年 至光社)

あいたい

 あっちでもない

こっちでもない

ここでなら

 

作者あとがき(こどものせかい2010年7月号にじのひろば掲載)

橋をわたります。

こっちからあっちへ、

橋のちょうどまんなかあたりは、

ひみつの場所です。

橋がつなぐあっちとこっちの、

どっちでもありません。

このながめは

ここからしか見えないながめ、

この空はここにしかない空、です。

そんな橋のまんなかに

ぼんやりたたずんでいたら、

どっちから来たのか、

どっちへ行こうとしていたのか、

わからなくなりました。

どこでもないところに

ぽっかりとりのこされて、

浮かんでいるような気分です。

わくわくしました。

いまここは、せかいの交差点です。

ときもところもこえて、

どこへでもいけそうです。

会いたいと想う、

だれとでもきっと会えます。

橋にいるあいだ、

こころはあちこちへわたります。

このほんの 制作のこと →日々記 

 

至光社編集者解説(こどものせかい2010年7月号にじのひろばより抜粋)

「うそじゃないよ、ほんとうだもん」

―こどものその瞳の中には、

まぎれもない真実(ほんとう)が秘められています。

現実も空想もない、すべて事実。

『このはし わたれば』は、

女の子とくまくんの、

そんな至極の真実のひとときです。

せつないほどの会いたい想い。

「きっと会える」と信じるままに、

橋のまんなかで出会うふたり。

花も舞い笑い、会いたいという気持ちは、

ずっといっしょにいたいという気持ちへとふくらみます。

この橋をわたれば、

きっとずっといっしょにいられる・・・・・・・

行き来する空想と現実の境界で、

風が頬をなでたのか、時が止まったのか、動いたのか、

ふっと我にかえる女の子。

 

空想・想像する力は、

おのずと真実を見抜く力へとつながるでしょう。

作者が制作中にふと口にした

「妄想の極致」という時を、

子どもたちにはたっぷりと楽しんでほしいと思います。

くまくんと女の子を結ぶ橋―

「このはしだったら」という特別な橋は、

ふたりの逢瀬の場として、

ゆったり大きくどっしりと構えています。

この橋からだったら、

どこへでも行ける気がします。

 

みんなに「わたしの橋」が、きっとあるはずです。

 

至光社編集部 小沼みさ子

 

ご購入のごあんない

360円(税込)

取扱店:逗子 ととら堂

ベイビーズブレスネットショップ

そのほか ご購入については絵本横丁おたより欄からお問い合わせください

ねえ くまくん あいたい

この はし わたって あいに きて

あいたくて たまらないから このはし わたれば きっと あえる

いつも いっしょに いられたら いいのに

ねえ くまくん いっしょに いたいよ このはし ふたりで わたってみようか

だって・・・ だって・・・ うそじゃないもん

ほんとに あえたんだもん

(裏表紙)

(表紙)

Copyright ©  絵本横丁YukoYamazaki All Rights Reserved.
2019
17
Jan

このはし わたれば

ねえ くまくん あいたい この はし わたって あいに きて あいたくて たまらないから このはし わたれば きっと あえる いつも いっしょに いられたら いいのに ねえ くまくん いっしょに いたいよ このはし ふたりで わたってみようか だって・・・ だって・・・ うそじゃないもん ほんとに あえたんだもん (裏表紙)
(表紙)
(2010年 至光社)

あいたい

 あっちでもない

こっちでもない

ここでなら

 

作者あとがき(こどものせかい2010年7月号にじのひろば掲載)

橋をわたります。

こっちからあっちへ、

橋のちょうどまんなかあたりは、

ひみつの場所です。

橋がつなぐあっちとこっちの、

どっちでもありません。

このながめは

ここからしか見えないながめ、

この空はここにしかない空、です。

そんな橋のまんなかに

ぼんやりたたずんでいたら、

どっちから来たのか、

どっちへ行こうとしていたのか、

わからなくなりました。

どこでもないところに

ぽっかりとりのこされて、

浮かんでいるような気分です。

わくわくしました。

いまここは、せかいの交差点です。

ときもところもこえて、

どこへでもいけそうです。

会いたいと想う、

だれとでもきっと会えます。

橋にいるあいだ、

こころはあちこちへわたります。

このほんの 制作のこと →日々記 

 

至光社編集者解説(こどものせかい2010年7月号にじのひろばより抜粋)

「うそじゃないよ、ほんとうだもん」

―こどものその瞳の中には、

まぎれもない真実(ほんとう)が秘められています。

現実も空想もない、すべて事実。

『このはし わたれば』は、

女の子とくまくんの、

そんな至極の真実のひとときです。

せつないほどの会いたい想い。

「きっと会える」と信じるままに、

橋のまんなかで出会うふたり。

花も舞い笑い、会いたいという気持ちは、

ずっといっしょにいたいという気持ちへとふくらみます。

この橋をわたれば、

きっとずっといっしょにいられる・・・・・・・

行き来する空想と現実の境界で、

風が頬をなでたのか、時が止まったのか、動いたのか、

ふっと我にかえる女の子。

 

空想・想像する力は、

おのずと真実を見抜く力へとつながるでしょう。

作者が制作中にふと口にした

「妄想の極致」という時を、

子どもたちにはたっぷりと楽しんでほしいと思います。

くまくんと女の子を結ぶ橋―

「このはしだったら」という特別な橋は、

ふたりの逢瀬の場として、

ゆったり大きくどっしりと構えています。

この橋からだったら、

どこへでも行ける気がします。

 

みんなに「わたしの橋」が、きっとあるはずです。

 

至光社編集部 小沼みさ子

 

ご購入のごあんない

360円(税込)

取扱店:逗子 ととら堂

ベイビーズブレスネットショップ

そのほか ご購入については絵本横丁おたより欄からお問い合わせください