2020
7
May

日々記

「愛す」ひとの家具のふるさと

北海道旭川~東川・里山再生に向けて動き出した

「ひとつの木プロジェクト」のポストカード原画その2。

アイスプロジェクト。

旭川でうつくしい家具を作っているそのひとの工房には

テーブルになる北海道のナラ材が

きれいにカットされて積んでありました。

・・・樹木にうまれてほぼ100年、

家具になってまた100年・・・

木のいのちについてのんびりと語るそのひとは

工房のストーブの燃料に、と あちこちから寄せられる廃材の

木目のうつくしさに愛を募らせて

ぴかぴかにみがいてしまったり

あたらしい工芸品につくりかえてしまったり

なによりも、

家具材としてつかわれてこなかった白樺を

うつくしい樹皮ごとクラフトに生まれ変わらせてしまうあたり、

ほんとうはそのひとこそが樹なのではないか、

すくなくとも白樺とは恋仲なんじゃないかと思えてなりません。

そんな愛に伝染すると、

ナラのテーブルも

森へいちどくらいは里帰りさせてあげたくなります。

アイスプロジェクト

https://www.aisuproject-mori.com