北海道旭川~東川・里山再生に向けて動き出した
「ひとつの木プロジェクト」のポストカード原画その2。
アイスプロジェクト。
旭川でうつくしい家具を作っているそのひとの工房には
テーブルになる北海道のナラ材が
きれいにカットされて積んでありました。
・・・樹木にうまれてほぼ100年、
家具になってまた100年・・・
木のいのちについてのんびりと語るそのひとは
工房のストーブの燃料に、と あちこちから寄せられる廃材の
木目のうつくしさに愛を募らせて
ぴかぴかにみがいてしまったり
あたらしい工芸品につくりかえてしまったり
なによりも、
家具材としてつかわれてこなかった白樺を
うつくしい樹皮ごとクラフトに生まれ変わらせてしまうあたり、
ほんとうはそのひとこそが樹なのではないか、
すくなくとも白樺とは恋仲なんじゃないかと思えてなりません。
そんな愛に伝染すると、
ナラのテーブルも
森へいちどくらいは里帰りさせてあげたくなります。
アイスプロジェクト