北海道旭川~東川・里山再生に向けて動き出した
「ひとつの木プロジェクト」のポストカード原画その1。
米飯(ペーパン)製炭所。
山で、山と生きることをめざして
その山の土で窯をつくり炭を焼くひと。
雪の季節にだけ火を入れるその土窯のたたずまいは
ゆっくり脈を打つ心臓のようでさえあります。
・・・炭焼きは、木から煙を取り除く化学、
化学変化の具合は煙のいろやにおいに訊く、
炭ができてきた合図の煙は「あさぎ色」・・・
山でそのひとのことばに耳をかたむけながら、
「あおい しずかな 大気の底で」というイメージが
わたしをとらえて離しませんでした。
描いていたら、
画面のむこうに月もひょっこり顔を出したらしく
やさしい影が伸びてきました。
米飯製炭所
https://www.peipancharcoal.com

