2023
13
Mar

日々記

絵本日和の本棚さんへ

先日 千葉県佐倉市まで

「絵本日和の本棚」さんをお訪ねしました。

このたび40年をこえて営まれてきた文具店・文光堂を閉じられることとなり

その片隅に3年前からはじめられたセレクト書店

「絵本日和の本棚」も

いったん実店舗をしまうことになさったため

ご挨拶にうかがったのでした。

店主 絵本日和さんは

神保町個展においでくださって以来の

思えば長い深いありがたいしあわせなご縁、

作品も愛してくださり大切に取り扱ってくださり

お会いすれば元気いっぱいのおはなしに時間をわすれ

活力をいただきっぱなしです。

お店に行きます行きます行きます詐欺を重ねてきた自分、

まことにもうしわけありませんでした。

老朽化で解体予定の文光堂ビルは

写真で拝見していただけでもまことにかわいらしくただ惜しく

いまここがだめならずっとどこかにあってほしく

勝手ながら

絵本日和さんとわたしの最初の出会いの「場」ともいえるポンポロッコの森へ

「移築」する。

と決め、

そのイメージ画を描き そっとお届けしてきました。

初めておとずれた文光堂は

どうしてでしょう、そこに積もっている時のかさなりに

場所は違えどつよく覚えがあるせいでしょうか、

ただただなつかしいたたずまいで

ほんとうはなくてはならない場所のはずで

そしてふらっとさがしにこれる街の本屋さんだったわけで・・・

「絵本日和の本棚」の営みはつづきます。

きっと文房具屋さんも かたちを変えてあらたに出現します。

これまでありがとうございました。

そして

これからもどうぞよろしくおねがいいたします!

旧・文光堂は

くまとうさぎときつねにどうぞおまかせください。