2016
11
May

日々記

光琳と若冲

5月11日(水)

昨日。意を決して上野へ。
伊藤若冲展、見たいというより、動植綵絵にかこまれたいとおでかけしました。
並んだよ。
待ちましたよ。
自分の忍耐、意外とあるのがわかりました。
しかもみんな見たいからしかたない、ものすごいひとだらけで
「人気のコーナー」の絵は下三分の一くらいがよくみえないけれどもそれでも。
包まれてきました。天才の気に。
あと、ほとんどの方が極彩色の絵に突進するので
入るなりしゅっとある墨の葡萄図とかだれもみてないよ。
独り占め。
若冲のはしる筆をいきなりガン見できてどきどきします。
それから動植綵絵じゃない襖絵の鶏もあんまりひとがたまってないのですみずみゆっくりみてしまいました。
館員さんのごあんなにどおりにすすむとグッズ売り場から外へでてしまいそうだったので
美術展にいったらぜったい一回りではでない身としては賭けにでてエレベータを選択。
また葡萄図にもどったときはうれしくて胸がいっぱいだった。
なんどもいうけどひとだらけだった。
みなさんゆうべ眠れたかな。
わたしはよくねむれなかった。
興奮でまだ元気。

ちなみに朝、入場券を買うのに並んで、いったん根津美術館の光琳燕子花屏風に行って
上野には午後戻ったのでした。
3時をすぎるとすこしおちつく、と券売り場付近でスタッフさんがささやいていたので。
あれでも、おちついていたのか~。ともすこし思う。いや、すごく思う。なんで一か月しかやらないのかと激烈不満に思う。
でもいい。
よくあんなふうな展示してくださいましたありがとうございました。

若冲