2014
30
Sep

日々記

だんまり日記 9月

◆ここ何年か たくさん絵を描いたあとの利き腕の肘痛にすこしこまっているが、
検索してみたところが 主婦とか手作業仕事従事者とかに多い症状とわかった。

◆俗称を テニス肘という。テニスはしない。

◆最近になって 大工仕事をしすぎたせいか
利き腕ではないほうの肘痛にもすこしこまるようになっている。
利き腕とは いたむ箇所がちがう。

◆ふたたび検索してみたところが ねじれ運動でいためやすいところとわかった。

◆その名を ゴルフ肘という。ゴルフもしない。

◆絵をかき、家をととのえ、フライパンなら振ってきた。
さいきんはパソコンもふえてきた。

◆どれもこれもやめようがない。

◆ちなみにカヌーをこいでもどちらも痛まない。
いっそ舟でくらそうか。

◆用事もあって北海道へひとりたび。
空飛ぶ船にのって。

 

 

 

 

 

 

◆離着陸時も電波を発しない電子機器は許可されたのだ、なんてすばらしい!

 

 

 

 

 

 

◆ほら!と指差せば、いつもなら
ほんとだ、すごいな!とこたえるつれに
このながめをみせたい のに、ひとり。

 

 

 

 

 

 

◆なにしろつれは
この山並みが好きすぎる。

 

 

 

 

 

 

◆わたしもひとのことはいえないが。

◆うみべの ちいさな まちと
おおきなやまなみのふもとの ちいさなまちとを
いったりきたりする
舟でくらすのがよい。

◆季節のうつろいと
すぎゆくときを ただようくらしがよい。

 

 

 

 

 

 

 

◆風を聴き 土を嗅ぎ うつくしい水のめぐりのなかで 日を浴びて
深く 息をすると いい。

◆舟には したしいひとを たまに乗せるのもよい。

◆そうして ゆらゆらと
このさきを すすむのが よい。

◆そんな舟で くらしていると 
おもえば よい。