2016年12月14日(水)
ポンポロッコの森 雨上がりの夜。
日暮れの前からずっと、静かに静かに降りつづいた雨です。ふきの葉の下で かすかな雨音を楽しんでいたちいさいピヌピヌは、すっかり夜が更けたいまはもう眠ってしまったにちがいありません。
じっとそばにいたともだちのかまきりは、どうにもあたりが静かになったので、雨があがったのかしらと、ようすをうかがいにのっそり出てきて びっくりかたまってしまいました。
降ってきたのは、雨じゃなかった!星だった!
かまきりはたいへん興奮して、きっとこのあとピヌピヌをおこし、いっしょにしずかに踊ることだと思います。
一粒ずつ水玉を描いていたこの数日。三年くらい経ってしまった感じ。(−_−;)
かまきりを描いたところには、なにかいたらいいのにな。だれがいいかしら。と、迷っていましたが、かまきりが出てきてくれてよかったと、細筆でちまちま描きながら ひとりで むふふと笑いました。
ぴっかぴかの鎌みたいなお月さんにも、彼はちょっとおどろいている気がしたのです。