北海道旭川~東川・里山再生に向けて動き出した
「ひとつの木プロジェクト」のロゴマーク(だいたいこんな感じ)。
米飯(ペーパン)製炭所・大橋孝司さんが窯作りから命をふき込み焼き上げるまあるい炭、
アイスプロジェクト・小助川泰介さんが愛してやまないうつくしい木目のしかくい板材、
東川原木椎茸・阿部雄太さんがいっそがしいビジネスに負けず劣らず心血そそぎぷっくら育て上げる山型のしいたけ。
切り出したひとつの木の、根元、中、先から変容していくそれぞれの形を想いながら手をうごかしているうちに、それらが まるさんかくしかくとしてうかびあがってきました。
そして残った切り株からは、あたらしい芽生え、里山では木の命も循環していきます。
里山問題は、環境問題です。
気象環境変動問題などを地球規模の大きな視点でかんがえることは無論必要ですが、
ひとりずつの、ふとした違和感や気づきが、もわああっと気体のようにあつまって、
どう生きようか、とか、つぎの世代への責任あるよな、とかちゃんと考えてはいながらも、
気負いはなく、ただそうすることが心地良いから。あと、里山であそんだらたのしいから。
くらいの軽やかさで、問題解決をいまここから実現しようとしているのが
ひとつの木プロジェクトの3人組におもえてなりません。
まる。
さんかく。
しかく。
むかし、仙厓が書き残した記号のような禅画の意味は諸説あるものの
なんかこう、世界をつくっているかたちの3つの根源であることをおもうと、
たまたまですが、すてきな3人と活動のこれからにぴったりな気がします。
ご縁をいただいたことをほんとうにしあわせに思っています。
これからもどうぞよろしくおねがいいたします。