くらやみうまれの ともしびは (2012年 至光社)

 

 

くらやみの中だからこそみつけることができる ちいさなともしびは

きっと 幸いへの みちしるべ。

 

だれもがきっと ちいさなともしび

てらしあって いきよう

 

いま、このときを生きている気分を ぎゅっとつめて。

おもいのつよい いっさつになりました。

 

 

 

 

 

 

作者あとがき(こどものせかい9月号にじのひろば掲載)

 

そのことは旅先の夜の森で初めて知りましたが、

ほんとうのくらやみは、空間ではありません。

かたまりです。

のしかかってくるので、自分がいなくなったような気がします。

あわててあかりをともすと、

その、しずかなともしびのおかげで、

ほっと、生きていることを思い出しました。

日々をくらしていると、あらがいようのないことが突然おこって、

くらやみにほうりこまれたみたいになってしまうことがあります。

どっちを向けばあしたがあるのかもわかりません。

そこにたったひとつでも、ともしびがあれば。

ともしびは、ともすひとを照らします。

ともすひとの道を照らします。

ともしびは、ともしびをよびます。

くらやみの中だからこそみつけることができるちいさなともしびは、

きっと幸いへのみちしるべ。

生きているうちは、そのことを信じ続けようと思います。

 

この本の制作のこと→日々記

 

 

 

至光社編集者 解説(こどものせかい9月号付録にじのひろばより抜粋)

暗闇のなかで見つける、ちいさな灯り。

その明るさとあたたかさに、誰もがほっとして希望をもらう

そんな今月の絵本です。

 

子どもたちの帰り道が暗いのを心配して、ひとつのともしびをそっと渡すきつね。

ともしびが帰り道を照らしますように・・・と。

・・・すると暗闇からたくさんのともしびが生まれ出て、おおきなひとつの流れになって・・・・・・・

 

「あなたたちを まもる ひとつの ともしびに わたしはなりたい」

きつねの想いは、子どもたちへのすべての人の想い。

 

「だれもが きっと ちいさな ともしび  てらしあって いきよう」

自分ひとりでは、あまりにも頼りなくて、だれかのともしびになれるなんて思えなくても、

お互いを照らしあえたら、灯りはもっと大きく強くなる。

互いを照らしあってこそ、生きていくことができる。

私たちは決してひとりではないから・・・。

かならず、どこかでともしびが待っているから。      至光社編集部 小沼みさ子

 

 

 

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