すこし強くなってきた日差しがとどくしごとづくえで
絵をかこうとしていて逡巡していたところに
なんか どかどかはいりこんできた
ヘルマン・ヘッセのことばを
お送りいたします。
(満開の桃の木に寄せて)
日ごと幾百となく咲くままにせよ。
開くままにせよ。
実りを問うな。
遊びも童心も過剰な花もみんななくてはならぬものだ。
さもないとこの世は小さすぎ
人生になんの楽しみもないだろう。
(ヘルマン・ヘッセ/庭仕事の愉しみ(岡田朝雄訳)
写真は自分がどうやらそんな気分で描いたらしい、
3年ほど前のものです(ポンポロッコの森II)。
桃ではごさいませんものの。