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Nov

日々記

『ぼくたちのうた』天才少女作曲家のこと

2018年11月20日(火)

『ぼくたちのうた』にすてきな音楽をつけてくださった8歳の作曲家・鈴木美音さんのお育ちを、この本の編集者さんが記事にしました。
『ぼくたちのうた』の原画をみての、作曲の様子も記されています。

小学館育児情報メディアHug Kum(はぐくむ)『HSC(人いちばい敏感な子)の天才作曲家少女8歳が、自分の強みを手に入れるまで』

HSC(The Highly Sensitive Child)とは、記事の中にもあるように、発達障がいと誤解されることも多い、持って生まれた「気質」をいうそうです。
美音さんのご両親がどんなふうに美音さんの「天才」を開花させていったか、思いもよらないこれまでの日々を、美音さんのご両親から直接おききした編集者さんによる、あたたかな記事です。
同じ気質のお子さんを育てるにあたり、たいへん悩まれる親御さんも多いとのことです。そんなかたがたへの励ましにも満ちた内容です。
HSC。その名付けと分類を、わたしは知りませんでした。

8月に、編集者さんといっしょに原画をもって鈴木家へ、美音さんに会いにいったときのことです。
英才教育ではあるはずなのに、ご家庭がたいへんにやわらかくあたたかく、たしかである印象がとても深くて、「天才」に会う、「英才教育の家庭」をたずねる、という、訪問前の緊張感はあっという間に雲散霧消、わたしはだらだらとくつろいでしまい、たのしんでしまい、美音さんの、わたしの予想をはるかにこえる天才ぶりに圧倒されたのは無論、鈴木家で心の底から思い出深いひとときをすごしてしまったのでした。
鈴木家のあの居心地のよさの秘密、この記事を読んでものすごく納得しました。
そして、そんなある意味きびしい気質をもったおこさんに、「ぼくたちのうた」の原画が、ど真ん中のストライクで届いたこと、それがいま、どれだけわたしをはげましているでしょうか。
『ぼくたちのうた』。稀有なご縁でできた本かもしれません。
ありがたすぎます。
ぜひごらんになってください。
YouTubeで、美音さんの曲をかけながら読むとものすごく心が潤う、と知らせてくれたかたがありました。
ぜひおためしください。

あらためて美音さん、ご両親、このご縁を直感でとりもってくれた編集者さんに深く感謝します。

美音さんのお気にりの一部です。