ぽってん あおむし まよなかに (至光社 2012年)

 

おとうさんと ちいさいおとこのこの ものがたりができました

 

    とうさん ぼく おおきくなりたいの

    だいじょうぶ こうちゃん とうさんもちいさかったよ

 

      とうさんとぼうやの想いを

      あおむしのゆめと

      ちょうちょうの思い出に してみました

 

※こどものせかい3月号と 表紙がかわりました・・・・・・・・・

 

   

 

 

 

 

 

 

作者あとがき

 

ちいさいこどもったらどうしてか、夜泣きなんかします。

やれやれ、どうした。

目をさましたとうさんが問えば、

ゆめ、みた。ちいさいって、いわれた。

と、さらにさめざめ泣いたりします。

眠いをとおりこしてこみあげてくる笑いをこらえてとうさんは、

そっと抱きしめてやります。

そんなとき、とおいともしびのようにあわく、でもはっきりとおもいだします。

とうさんもちいさいこどもだったことを。

そのさいわい。そしてもどかしさ。

あしたへの、希望も不安も。

ちいさな背中をさすってやりながら、

こんどはとうさんが泣きたくなってきます。

そうだよなあ、とうさんもそうだった。

だいじょうぶ、だれもがあしたのちょうちょうさ。

おんなじだ、と気がつけば、

親子のであいも奇跡とわかって、

もう、ありがとうやらおめでとうやらです。

 

この本の制作のこと→日々記

 

 

至光社編集者 解説(こどものせかい3月号付録にじのひろばより抜粋)

 

大きくなって、父親のようになりたい、母親のようになりたい。

大きくなっていく喜び・あこがれは、そのまま、生きることの喜び。

生まれ生かされている喜び。

大人になり、わすれてしまいがちなその喜びを、子どもとともに生きることで、思い出す。

その貴さ。誰もがみな、子どもだったのに。同じように、子どもだったのに。

子どもらから気づかされ、教えられるということは、本当にたくさんありますね。

幼少の時間は、あっという間に過ぎていきます。

一生のうちのほんの数年間の時、それからの長い人生を歩んでいく礎(いしずえ)となるその数年間を、

子どもも親も、たっぷりともに楽しみ味わい、そのかぎられた時間が、お互いの一生の宝となるように、いっしょに育んでゆく。

「また あした」を重ねてゆく幸せ。

日々の生活は、せわしないことばかりでしょう。

でも、ほんのひと時でも、いまここにともにあるその幸せ、奇跡といえるその出会いに心をよせていられたら・・・・・・

ふりそそぐ神さまからの光のなかで、あふれてくる想いはー

うまれてきてくれて  ありがとう                               至光社編集部 小沼みさ子

 

 

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